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住んでいるマンションが夏からずっと修繕工事をしていました。

足場を組む音、ドリルを打ち込む音、工事車やコンプレッサーの作業音、
突然のシンナー臭に目眩がしたり、
若い職人さん達の怒号のような掛け声にビビったりもしました。

外国人の屈強な作業員さんに
「コンニチハ!」と流暢な日本語で挨拶され、
ビックリした日もあります。

工事の為に外していたベランダの網戸を
元に戻してもいいと許可が出たのですが、
最近の網戸って難しい構造になってるんですね!!
デカイ、しかも長い、重い!

「一人でできるもん」と高をくくっていた私が、
ベランダで四苦八苦していると、
天から声が降ってきました。

「手伝いましょか?」

なんとベランダの足場を降りてきた作業のお兄さんが
網戸を入れてくださいました。
二人がかりで!

思わず天に向かって手を合わせたくなりました。


ベランダ修繕が終わると、
ほこりや溶剤などを落とす洗浄作業があるんですが、
この作業を私は和室の中から一人でずっと眺めていました。

一生懸命窓を洗って拭いてくれています。
働く姿が障子に影絵のように映っています。

この時、私は幼かった頃の風景を思い出しました。

私が色鉛筆でぬり絵を塗っている横で
母が晩御飯を作ってくれている姿を思い出しました

大人になるにつれ、人は何でも自分でできるようになります。
また、できなければいけない立場になります。

誰かが自分の為に何かをしてくれる――
そんな嬉しさやくすぐったさを手放しながら
人は大人になっていくのかなあと寂しくなりました。

あんなにうるさく感じた工事音にもすっかり慣れ、
ベランダの外を人が渡っていくのも当たり前になった頃、
修繕工事は終わりを迎えようとしています。

納期きっちり無事故で仕上げた彼らと、残念ながらもうすぐお別れです。
撤去された仮設休憩室の後には
元の石畳だけが残りました。

工事の皆さん、ありがとうございました。
お疲れさまでした!

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【2013/11/23 12:34】 |  日記(その他)
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