オリジナルBL小説、日記、同人誌のお知らせなど……
雨上がりで、私の住む街も今日からまた冷え込みが厳しくなりました
春はまだまだ先のようです。

冬インテで作った(正しくは作ってもらった)無配本のSSを
リンク先でもお世話になっている色亭八宝のはっちん様に
公開していただいてます。

お互いの作品で二次創作するというミッションだったのですが、
はっちん様が書いてくださった「留置線デート」が
ことのほか可愛らしいので、僭越ながら私からもご紹介させてください。

ペーパーでは没になってしまったSSも公開されてますので、
お手に取ってご覧になられた方も、未読の方も
下記にてぜひお楽しみいただけたらと思います。
普段、このキャラでは自分が書かないエ○シーンもガッツリ書かれています
「ココこそが読みたかったんだよ」とお怒りだった方にもぜひ!

『色亭八宝』
(*R-20サイトのため、簡単なパスワードが設けられています。ご了承ください)
「更新記録」からお探しいただくと見つけやすいかもです。
他にも熱い作品がたくさんあって読み応え充分です!

私が書かせていただいた、はっちん様の作品はこちらです。
↓よろしかったらご覧ください。
「雪のち晴れ 所により愛が降るでしょう」

春はまだ先と思ってうかうかしていたら、春のイベントの案内が届きました。
詳細はまた改めてアナウンスさせていただきます。
頑張って準備します!

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【2015/01/28 19:19】 | ■イベント
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<はじめに>
このお話はリンク先でもお世話になっている「色亭八宝」のはっちん様と
互いの作品でSSを書くという企画から生まれました。
つまりグループ内二次創作です

2015年1月11日配布のペーパーに載せていただいたお話ですが、
会場では早めになくなってしまったので、webでも皆さんにお読みいただけたらと思います。

私が書かせていただいたのは、はっちん様の長編作品
『斜陽1~4』(完結)の、その後SSです。

愛と欲と孤独の狭間で、人は何を思い、そして求めるのか――
斜陽は、そうした日本人らしい暗さとひたむきさを持った作品です。
愛を込めて書いたのですが、もしも原作とイメージ違いすぎていましたら
私の力不足です。お許しください。

完結済み作品のSSなので、ネタバレを含みます。
ご了承いただける方だけ下記からどうぞ。

注意書きを長々とすみません。
少しでもお楽しみいただけたら嬉しいです。




『雪のち晴れ 所により愛が降るでしょう

運転士の入間と車掌の三沢は、複雑な過去を経て、
現在は湖畔の小さな鉄道会社に勤めながら一緒に暮らしています。
『斜陽』の主人公、ベテラン乗務員二人のその後話です――。

 ◇ ◇ ◇

「こんな所で兵糧攻めかよ……」

ぐう…と鳴る腹を宥めるように、入間は大きな体を不似合いなくらい丸めた。
曇った窓ガラスを、濃紺の制服の袖で苛立ち気味に拭うが、
袖も窓もベタベタになっただけで視界の悪さは全く変わらない。

雪が降りしきる真夜中の峠で、列車は事切れたように停止していた。
エンジン故障でヒーターが切れた上、昼と晩、二食抜いたことも加わって恐ろしく寒い。

「ヤバい音がしてやがる」

雪が降り始めるとあたりは一面静けさに包まれる、なんていうのは都会の幻想だ。
山間部に降る雪には、氷の粒子が通り抜けていくのにも似た不気味な音が存在する。
その粒子が通り過ぎる度に、埋もれかけた笹っ原がサーッと鳴り、
自分の重み耐えきれなくなった雪の固まりがズシリ…と落ちる。
こうした音が野山のあちこちで絶え間なく続くのだ。

こんな事になるなら、くだらない意地を張らずに、
三沢の用意してくれた制服の外套と晩飯の弁当を、素直に持って出勤するべきだった。

『持っていかないのか? それに今日は降るぞ』
『いらねぇ。外で食う』

そう言った時に見せた三沢の刺すように冷たい視線が、ワイパーに伸びる氷柱と重なる。

「ババアの飯屋は閉まってるし、雪は降ってくるし、
おまけにこんな所でハコ(列車)は壊れちまうし」

恋人との言い争いは何が発端だったのか、今となってはもう思い出せない。
寒さに負けて犬の散歩ルートを黙ってショートカットしたのが気に入らなかったか、
それとも空の弁当箱を翌日に出したのが原因だったのか……。
とにかく三沢の理路整然とした物言いが、カチンときたことだけはよく覚えている。

そしてつい先刻も、氷の女王のように冷たい口調で入間に命令を下したのだ。
「指示に従え」と。


――最終仕業を終えた入間は、エンジンが不調気味の車両を
そのまま車庫へと返す途中だった。
前照灯の照らし出す狭い範囲を、雪の残像が斜めに走る。
ワイパーが窓ガラスに弧を描く度、牡丹雪はぼそりぼそりと鈍い音を立てながら絡まり合い、
面相くさそうに脇へと寄っていく。

「いよいよ本格的に降ってきやがった。頼むからあとちょっとだけ頑張ってくれよ」

滅多に雪が降ることのないこの地方に、珍しく積雪への注意が呼びかけられていた夜だった。
ちょっと積もればここの車両はお手上げだ。

元から積雪への備えがなされた雪国の路線や、立派な装備の長距離特急車両とは
仕様が全く違う。しかもどの車両もかなり型が古いときている。

ただでさえモーターの回転数が安定しない上に、雪で車輪が滑りやすい。
こういう時には注意深くノッチを切って、空転していないか足下に耳を澄ませる。
目、耳、手応え、時には臭い。どんなに機器類が進化しても、最後は己の五感が頼りだ。

「おい、冗談だろ!!」

前方の光景に目を剥いた入間は、慌てて非常ブレーキを引いた。

トンネルの出口半分を雪の小山が塞いでいる。
急激にかかった制動力に、体がつんのめりになる。
両の足で踏ん張り、入間は祈るような心でブレーキハンドルを握りしめた。

年代物の車両は断末魔のような金属音と火花をあげ、
ガクンと大きく揺れてから、止まった――。

「クソッ!」

吹き溜まりの雪に、山の斜面から崩れ落ちてきた雪も加わり、
高さ1.5メートルはある白い小山がトンネルの出口を塞いでいる。
除雪用スコップもなしに、一人でどうにかできるような代物じゃない。

「半分まで来てこれかよ!」

制帽を床に叩きつけると、入間は誰に向けるでもなく怒鳴り声をあげた。
壁に掛けられた列車無線をすぐに毟り取る。

「おい、トンネルの出口を雪の吹き溜まりが塞いでる。後退の許可を頼む!」
『こちらT鉄指令。列車番号をどうぞ』

無線受話器を通して返ってきた声は、運転指令を務める年輩の助役のものではなく、
氷よりも冷たいあの男の声だった。

「三沢! お前何だってそんなとこに――」
『列車番号をどうぞ』

業務中とはいえ、仮にも恋人に対して、
なぜ三沢はこんな非常時でも冷静でいられるのだろう。

「終車時間も過ぎて、今ハコ動かしてんのは俺だけだってこと、
お前だって知ってんだろうが! おい!」
『規則ですから』

――こいつ、昼間のこと絶対まだ怒ってやがる!

「助役を出せよ。お前じゃ話にならねぇ」
『食事休憩に出ています。落ち着いて現在位置と状況を報告してください』

これ以上ごねても埒があかない。彼の言うことの方が正論なのだ。

「っ……。猪野ヶ洞峠のトンネルっ、上り方面を雪の吹き溜まりが塞いでて通過できそうにない」
『では、車両の現在位置はトンネル内ということでしょうか?』

「そうだ。だから――」
『では車両を後退させて、直ちにトンネル内から出てください』
「だからそのために連絡入れてんだろうが!」

列車をトンネル内で停車させてはならない。
過去にトンネルで起きた、悲惨な列車火災事故に基づいて取り決められた規則だ。
そして、列車を勝手に後退運転させることは許されない。
バックするには運転指令からの許可が必要なのだ。

何もかもすべては安全のため、法と規則の定める通りに、だ。

「うるせぇんだよ! さっきからキンコンカンコンと!」

やり場のない苛立ちをぶつけるように、入間はけたたましく鳴り続ける非常警報のスイッチを、
拳骨で叩くようにして切った。

『今あなたが乗っているのはディーゼル車です。
CO(一酸化炭素)中毒になりたくなければ、直ちに指示に従ってください』
「了解……っ!」

指示通り、車体をトンネルから完全に出したところで、
ディーゼルエンジンはドルン…と一つ、最期の息を吐いて停止した。

「とうとうこんな所で逝っちまったのかよ」

急ブレーキと後退運転が、壊れ掛けたエンジンにとどめを刺したのだろう。
列車を放置したまま、この場を後にすることはできない。
雪の降りしきる山の中、入間が自力で帰りつく道は、完全に断たれた。


――あれから3時間。救援列車はまだ来ない。

『入間君、ホントごめんねぇ。すぐにでも救援列車を行かせたいんだけど、この雪でポイントが何カ所か凍っちゃっててさ。今、全力で準備してるから』

そんな助役の無線に脱力してから、優に30分は経ったはずだ。

「揃いも揃って役立たずばっかりかよ」

いくらのどかな山間部の三セクとはいえ、朝から注意報も出ていたというのに、
この段取りの悪さは何だ。

「客が乗ってねぇからって、適当にやってやがるんじゃねぇだろうな。ったく……」

人間は、暑い時よりも寒い時の方が時間の流れを遅く感じると聞いたことがあるが、
案外本当かもしれない。
現に腕時計の秒針が壊れてるのかと思うほど、のろまに見える。
今にも止まりそうだ。

「このままだと……冗談じゃなく凍死するかもしれねぇな」

こんなことなら短い正月休み、面倒くさがらずに娘夫婦の顔を見に行っておけばよかった。
旦那の、春日(*娘婿・元部下)の方はどうでもいい。
死ぬ前にせめてもう一度、さつきとかわいい孫の顔だけは見たかった。

普段勝ち気なはずの入間が、珍しくこんな考えを巡らせてしまうのには理由があった。
先刻の助役からの返答が、入間の絶望感に拍車をかけたのだ。

『それより助役さん。あの、三沢は…?』
『ああ、帰ったよ。さっき。ハコを動かせない自分が残ってても仕方ないからって言って』

確かに正論だ。しかし――。

「本当に冷てえ野郎だな……」

ここまで合理主義に徹底することもないだろう。
言う通り規定を守ったのだ。せめてもう少し親身になってくれたっていいじゃないか。

こぼした溜息が、白い湯気となって運転室の天井に昇り、散っていく。
いよいよ外気と変わらない気温になってきたようだ。

「……」

一緒に暮らし始めた頃の、少し困ったようにはにかんで微笑んでみせた、
そんな三沢はもう遠い。
強くなった。そう思う。

心の奥底に刻みつけられた古い傷たちを、
三沢は時をかけて自分の力で少しずつ浄化し、答えを導き出し――、
そして歩き始めたのだ。

もとより彼は男だ。誰の手を借りなくても一人で生きていける。
自分の道を、自分の意志と力で。

もうあの頃のように、自分は三沢に必要とされていないのではないだろうか。
もしかすると、あの時のように、また自分から離れていってしまうのでは――……。

突然、乗務員室の扉が、足下でガンガンと乱暴に鳴った。

(何だっ  イノシシ…か?)

いや、違う。獣特有の気配や息づかいがない。

落とし窓の真下は死角になっていて確認できないが、
明かりが見えないから救援の連中でもない。
こんな零下の山中で、真夜中に明かりもつけず、
気配もなく近付いてくるなんて、絶対ロクなもんじゃない。

年寄りのOB乗務員が酒の席でにやりとしながら語った、
山を彷徨くという物の怪の話が、入間の脳裏を掠めた。

――よせやい。

飲まず食わずで乾いていたはずの喉が、ゴクリと鳴る。
扉は再びダンダンと激しい音を立てて揺れた。

今すぐここを開けろ…とでも言いたそうに。

咄嗟に武器になりそうな物を探す。
目の前のブレーキハンドルに、入間が汗ばむ手を伸ばした時だった。

後編(R18)

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【2015/01/16 19:06】 |  読み切り短編
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「おい! いるんだろ? 死んでなければ返事くらいしろ!」

足下から人間の叫び声が聞こえた。

「いるなら開けてくれ、入間! 入間ッ!」

慌てて扉を内に引く。
そこには保線作業用の防寒着を着込み、必死の形相で乗務員室を見上げる
長身の男の姿があった。

「三沢……」

フードを縁取るファーに無数の氷粒をつけて、上がりきった息を銀色のもやに変えながら、
三沢は肩をせわしなく上下させている。
足下には小さなLEDライトが一つ、弱々しい光を灯したまま半分雪に埋もれていた。

「お前、どうやって……」

問いただすまでもない。道らしい道も見えない真っ暗な雪の峠を、
三沢は自分の足で走ってきたのだ。
どんなに急いでも人の足では2時間はかかるはずだ。

「よかった……。入間からの無線を受けて、救援列車の準備状況見て、
任せられないって直感したら、どうしてもじっとしていられなくて――」
「わかった。もうわかったから」

雪明かりの中、入間は床に膝をつくと、
こちら向かって両腕を必死に伸ばす三沢の体を、全力で抱きしめた。
自分と同じ、我が家の匂いがする。
背はあるのに、自分よりもうんと華奢な男の肩が、ただ愛おしかった。

「俺より冷えきってるじゃねぇか」
「雪で進めなくなったから、林道の途中で車を捨てて、後は走ってきたんだ」
「うっかり滑って、沢にでも転げ落ちたらどうするつもりだったんだ」

脅しじゃない。
いくら人里から離れていないとはいえ、こんな雪の夜に誰も出歩いたりなどしない。
小さなライトだけを頼りに、不案内な山道を単独で越えようなんて自殺行為だ。
ここまで無事にたどり着いたのが奇跡とすら思えてくる。

「それこそ救援に来てくれる奴なんていねぇんだぞ」

肉付きの薄い両肩を掴み、本当に怪我がないのか確かめる。
入間の厳しい声音に、三沢は切れ長の目を意外そうにさまよわせた。

「あ…すまない。そこまでは気が回らなかった」

冷えて固まりかけた三沢の体を乗務員室に引き上げる。

「ったく、そういうのをミイラ取りがミイラになるって言うんだ。
たかが雪で足止め食らったってだけで、血相変えて大げさな野郎だな」

ついさっきまで凍死したらとか、山の化け物なんて馬鹿げた事を考えていたのは棚に上げ、
入間はここでようやく笑みを見せた。
フードについたままの氷の粒を手で払ってやる。

「昼も夜も食ってないし、コートも持たずに出ていったから、きっとつらいんじゃないかって。
だからこれ」

手渡された袋から出てきたのは、入間が置いてきた外套と夕食の弁当だった。

「……」
普段は冷静沈着な男を、ここまで無鉄砲な行動に走らせたのは自分だ。
出掛けにあんな意地を張らなければ、三沢にこんな危険な真似をさせなくてすんだはずだ。
無線で冷徹に応じたのも、取り乱した自分のことを案じ、
最善の指示を出そうとしたからだ。

三沢をもう一度抱き寄せ、入間はその薄い唇を貪るように奪った。
悪かったと言葉にする代わりに。

「ん…ふ……んぅっ」

酸素だけでなく理性までも奪い取る乱暴なキスに、三沢が小さく抵抗する。
普段は激し過ぎるくらいの情交を好むくせに、状況が違うからか今夜はやけにお堅い。

――そういうことなら。

「お前とはいろんな所でヤったけど、車内は初めてだよな」

キッチリ首まで閉められた防寒着のファスナーを、ジ…と音を立てながら下ろしてやる。

「バッ! 何考えてんだ、アンタは」
「いいじゃねぇか。どうせあいつら待ってても暫くは来ねぇ。下手すりゃ朝になっちまう」

無言で睨み上げる三沢の瞳が、雪明かりを映して揺れた。

「就業時間以外は着てちゃいけない決まりだろ? 車掌サン」

よほど慌てて来たのだろう。防寒着の下は制服のままだ。

「こ、これは…っ! やめっ……」

制服にありがちなストライプのネクタイを、ゆっくり思わせぶりに解いてやる。
喉元をまさぐられる感触と衣擦れの音が、三沢の抵抗力を徐々に奪っていく。

シャツのボタンを一つ、二つと外していくに従って、三沢のささやかな抵抗が止んだ。
淫らな期待を溶かし込んだ吐息が唇から漏れる度に、白いもやが昇る。

「アッ!」

急に手首をグイッと引かれ、三沢が小さな驚きの声を上げた。
逸る心で乗務員室の扉を開け、客車のロングシートに細い体を押し倒す。
逞しい体にのしかかられて、三沢は息苦しそうにのけ反った。
その白い首筋に、獣のように食らいついてやる。

「あぁっ」

湧き上がる征服感を抑えられそうにない。
こんなに獰猛な感覚は久しぶりだ。

「このままぐちゃぐちゃになるまで犯してやるよ。どんだけ泣いても許してやらねぇからな。
そうして欲しいんだろ? ん? 車掌サン」
「違っ! うぁア……」

シャツの中を冷えた手でまさぐられて、三沢の体がビクリと跳ねた。
そのまま容赦なく胸の尖りを捩じり上げてやる。

「ひぁっっ!」

感じないからと言って、以前は乳首をいじらせたがらなかったが、
一緒に暮らし始めてからは、甘えた声を押し殺しながら涙を滲ませて悦ぶまでに変わった。
だから泊まり勤務の前は触らせたがらない。

『形が変わると、風呂場で…恥ずかしいだろ……』

――どう考えても煽ってるとしか思えねぇ。

もどかしくなった入間はシャツを力任せに開いた。
ちぎれたボタンが一つ、座席の下へと飛んだ。
「やめ、ろ。入間、ヤリ過ぎ、だっ……んぅ!」

構うものかと、平らな胸に小さく隆起した乳首に、思い切りしゃぶりつく。
ぴんとそそり立った肉芽はますます硬度と弾力性を増し、
甘噛みする入間の歯をじれったそうに押し返してくる。
本気を出したら噛み潰してしまいそうだ。

「ああっ! 入間っ、もう、や……」
「え? 何だって? よく聞こえねぇな」
「そこばっか、り……嫌、だ……」

髪を夢中で振り乱し、三沢は強請るように腰を捩らせた。

「ストイックな面して、欲張りな車掌だぜ」

無遠慮な手つきでスラックスの前を割る。
痛いくらいに張り詰め、勃起したものを引きずり出された瞬間、三沢が高い喘ぎ声をあげた。

「アァぁっっ 」

たまらずに彷徨わせた手が座席の背もたれを掴むが、
三沢の本当に欲しいモノはこのままでは得られない。

情欲と理性、二つの心をせめぎ合わせて苦しむ三沢に、
入間は満悦の笑みを浮かべ、唇を舐めた。

「どうする? 俺は優しいからな。お前が望むんなら叶えてやるぞ」

入間は毒をたっぷり含ませた声音で
「大好きな姿勢で、奥まで思い切り抉り込んでやる」と囁いた。

真っ白く曇った窓ガラスを、自重に耐えかねた雫が一滴、ぽたりと落ちていく。

「…だ、ぃ…………」

震える唇で三沢が掠れた声を紡ぎかけた時、直線的な光が入間の頬を白く照らした。

「ぁ…」

三沢がとっさに胸の前でシャツを掻き合わせる。

「チッ、今ごろ来やがったのか……」

種別表示を【救援】と大層に点し、武骨なエンジン音と真っ白な蒸気をあげながら、
一台の列車が近づいて来る。
その車両にはよく見知った顔があった。

「整備部長じきじきのお出ましかよ、クソッ」
「…、まずいな……」
「いいからお前は後で来い。時間稼いどいてやるから」

のどかな山間部の三セクとはいえ、故障車両の回収に流石に少しは本気だったようだ。
道具を手にした作業員が、救援車両から次々と降りてくる。
十人あまりはいるだろうか。

「応援、明日の朝になっちまうのかと思いましたよ」

タラップをのそりのそりと降り、両手を腰にやった入間は、偉そうな態度で上司を睨みつけた。

「凍ったポイントはもう大丈夫なんですか?
始発までに間に合わなきゃ、こんな田舎でもマスコミもんの大失態になると思いますがねぇ」

散々待たされたのだ。これくらいは言わせてもらう。
そもそも雪への備えがしっかりできていれば、回避できたことだ。

「遅くなってすまなかった、入間さん。あれ? 三沢君も? 応援?」
「はい……」

いつの間に身を整えたのか、防寒着のファスナーをきっちりと首まで上げた三沢が、
後ろに控えている。
帰ったはずの三沢がここにいることに、整備部長は多少驚いた様子だったが、
あまり深く考えないのが現場男というものだ。

「部長ー! 氷でガリゴリですよ」
「え? あー、こりゃー部品ごと逝っちゃってるわ」

真っ暗だった雪の山中に投光器が煌々と点り、
ディーゼルのエンジン音と男たちの掛け声と笑い声が、賑やかに響き渡る。

藪の向こうで狐が一匹、目を緑色に反射させてから大急ぎで逃げていった。


「うちの車内で弁当食うのって、観光客みたいで案外新鮮なもんだな」

三沢の得意な出汁巻き卵を頬張りながら、入間はようやく息をついた。
救援列車に牽引され、故障車両はのどかなレール音を響かせながら車庫へと向かっていく。

整備部長に「こっちに乗っていくか?」と誘われたが、それは体よく断った。
三沢と二人で貸し切り列車と洒落込むのも悪くない。

「実はさっきな……」

弁当箱の蓋を閉めた入間は、まだ明けやらぬ空に視線を移した。

「もしもこのまま凍死しちまったら、さつきが喪主やるのかとか、ついバカな事考えちまってな……」
「本当にバカだな、アンタは」
「あん? 何だと?」

バカとはなんだ、バカとは。
自分で言うのと、人から言われるのでは意味合いが全然違う。
そういう自分だって今夜は随分と無鉄砲だったじゃないか。

「このあたりは田舎だから、喪主は男がやるって風習がまだ根強く残ってる」
「ふん、だからお前がやるってか?」
「違うよ。親族の順位から考えると、入間の葬式の喪主は、さつきちゃんじゃなくて
旦那の春日だ」
「はァ !? 春日ぁ!?」

入間の声が盛大に裏返った。

あの頼りないヒヨっ子が、鉄道関係の弔問客を相手に、
冷や汗をかきながら辿々しく挨拶する姿が、ありありと目に浮かぶ。
危なっかしくて棺桶でおちおち死んでなどいられるはずがない。

「ダメだ、そんなの許せねぇ!」
「だろう? だからアンタは長生きしなきゃならないんだ」
「春日に頼るくらいなら、あと百年は生きてやる」

入間が鼻息荒く腕組みする。
切れ長の目をスッと細めた三沢は、茜色に染まりかけた空に微笑みを向け、そっと呟いた。

「俺のために、そうしてくれ」
「え? 何だって?」

噛みつく入間に、三沢は腕時計に目をやり、理知的な笑みを返す。

「ん? ……この時間だし、入間はこのまま始発乗務になるかもなって」
「冗談やめろよ、おい」
「うちの助役さんなら言いかねない」

確かにあののんきな助役なら、あり得ることだ。

「断固としてお断りだ。今日は帰って寝るぞ。
無粋な奴らのお陰でお預け食らっちまったし。なあ、痛っ…」

情交の紅い痕が残る首筋を、人差し指の背でそろりと撫で上げてやった瞬間、
三沢は向こう臑を蹴ってきた。

「無粋はアンタだ。こんな所でヤったら中途半端になるに決まってる」
「ヘヘ…、嘘つけ。車掌サンは結構乗り気だったじゃ…痛っ。
畜生、同じ場所ばっかり蹴りやがって」

赤らめた頬で睨めつける三沢の向こうを、
遮断機の警報音がトーンを下げながら、後方に流れ去っていく。
車庫は間もなくだ。

朝霧を白く揺らめかせて湖が目覚め始める。
水郷に暮らす人々の誇りともいえる湖は、満々と水を湛え、
この程度の雪などでは決して凍らない。
白み始めた空を湖面に映し、さざ波は小魚たちに朝の訪れを知らせているのだろうか。

「陽が昇るな」
「ああ」

三沢の薄い唇が、穏やかな微笑みを浮かべている。

「んだよ。一人だけ嬉しそうにニヤけやがって」
「違う。好きなんだ。朝陽が」

暁の光を映し込んだ瞳で、三沢が迷いなく入間を見つめ返す。

「生きることに理由なんか必要ない、
今日を、今この時をただ懸命に生きろって……いつも教えてくれる気がする」

昇る陽の光が、対照的な二人の頬を同じ色に染め上げていく。
銀色の小魚が跳ねる湖に影を映しながら、
二両編成のディーゼルカーは、車庫を目指して揚々と駆け抜けていった。


  目次にもどる




――はっちん様からの指令
『夫婦漫才で落とせ』
ミッション完了!
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【2015/01/16 19:06】 |  読み切り短編
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COMIC CITY 大阪 100 無事に終わりました!
お立ち寄りくださった皆様、本当にありがとうございました。
ご感想を伝えてくださった方もいらして、この上なき幸せでございます。

イベントで秘密のオマケを受け取ってくださった方へ…。
実際に使えます。ぜひ使ってやってください。

コピー本の新刊『留置線デート1』もひとまず皆さまのお手に渡り、ほっとしています。
正直、作るのすごく大変でした。
44ページ中綴じ、化粧裁ち自家製本…。

もしも人から「作れるかなあ?」と尋ねられたら
「悪いことは言わないからやめておけ」と答えるでしょう。
お読みになったご感想などいただけたら大変嬉しいです。

今回はリンク先でもお世話になっている
「色亭八宝」のはっちんさんとの合体参加でした。
はっちんさんには素敵な無配本を作っていただき、ありがとうございました。
お互いの作品で二次創作するという、新しい課題に挑戦させていただきましたが、
大変勉強になりました。
余ったらどうしようかと思っていた無配も、早いうちになくなり、嬉しい限りでした。
これからも頑張って参ります!


ここからは私の日記帳です。お付き合いいただける方だけお楽しみください。


イベント前日、はっちんさんと相方さんに同行し、
フリー切符で京都乗り倒し観光に繰り出しました。

ラッピングに力を入れている大津線
この日は「ちはやふる」と「けいおん」「鉄道娘」の痛車
じゃなくて、ラッピング電車に会いました。
ちはや

しかし、一番美しいのはやっぱり元の京阪カラーだと私は思います。
大津線

まずは日吉大社にお参りです。
どうか一冊でも売れますように…
日吉大社


ここからケーブルで比叡山に登ります。
山頂は豪雪地帯でした。落石注意の看板も足元まで埋まっています
雪中行軍

「せっかくだし延暦寺も行こうか」
(い、行くのか――?!)
もはや雪中行軍です。
私たちの前も後も、誰も歩いていません。
私は心の中で叫びそうになりました。
「8甲田山で見たことは誰にも言うな」と…。

途中、びわ湖と大津市街の美しい景色を臨むことができます。
が、寒い…・
びわ湖を臨む

延暦寺の根本中堂で小さな法話を聞き、日が落ちる前に下山です。
根本中堂

大津線のラストは石山寺。
なぜか雪の比叡山よりも、石山のびわ湖から吹き抜ける風の方が遥かに寒く感じました。
石山寺

実は旅はここで終わりではなく、この後嵐電も乗り倒すという
かなりの強行軍だったのですが、これはまた次の機会に。
翌日のイベントにも元気に参加していた二人を、心から尊敬します


ところで、比叡山で出会ったちょっと不思議な物。
比叡山自警団詰所の隣に「延暦寺」と名入りの消防車が。
自警団

やはり400年前におきた、信長の比叡山焼き討ちを根に持っているのでしょうか
いつの時代も初期消火は大変重要です。
ご苦労様です!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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【2015/01/13 22:00】 | ■日記
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天然運転士の河合と、お気遣い車掌の志水。
二人は某鉄道会社に勤める同期生、かつ秘密の恋人同士。
説明はこれだけでもう十分な二人ですが、
前のお話がちょっと気になる方はコチラへ!



    
 

クロス張りの白い天井に、幻の砂嵐がぐるぐる踊る。

(こういうの、ブラウン運動っていうんだっけ?……)

喉、乾いたな。それに暑い…。
車が水を跳ねて走ってく音がする。雨降ってる……のかな?

……ここ、俺んちじゃない。

眠ってしまう前の記憶をぼんやり辿る。

――熱出したんだ、俺…。河合んちで……。

何が起きたのか、段々はっきりとしてきた。

(俺の誕生日だから、二人で飯食いに行くことになってたんだ)

夜勤あがってすぐ、その足で河合んちに来たんだけど、
前の晩から風邪気味で、早朝の仕業ん時、鉛飲み込んだみたいに体が重だるくて……。
すぐに病院連れてかれたけど、今日って何日だ?

(そうだ。河合、河合は?)

体を起こそうとしたら、眉間から後頭部めがけて殴られたような頭痛が走った。

「痛っ……」

だめだ。頭がガンガンして目玉も動かせない。
う…なんか、吐きそう。

「何やってんだ? 寝てろって言っただろ」

買い物袋を放り出した河合が、布団から這い出た俺の体を慌てて支えてくれた。

「違っ…、気持ち悪くて、トイレ……」

「連れてってやるから、掴まれ。ほら」

立ち上がった途端、猛烈な吐き気が襲ってきた。
しかも、ものすごく寒い。全身の筋肉が縮こまってくみたいだ。

「ぅっ、……ごめ、ん……」

もともと何も食べてないんだから、出てくるものなんて胃液しかない。
トイレの手すりに掴まって、かろうじて自分の足で立ってはいるが、
上半身は河合に支えられたままだ。

「大丈夫か? 口濯げ。少しはすっきりする」

「ん……」

ろくに返事もできやしない。

(ひでえ顔……)

洗面所の鏡に映った土気色の自分の顔見て、ますます失望感が大きくなる。
河合の前からすぐにでも姿を消したい。

「帰、る……」

「この状態でか? 志水んちまで1時間近くかかるんだぞ」

河合は運転中と同じ、厳しい目で俺を見た。

「迷惑、かけたくない」

「……。わかった。どうしてもって言うなら家まで送ってく」

「…………」

狡いよ、河合。
そんなことさせるなら、ここにいますって言うしかないじゃないか。
駄々こねただけになっちゃったじゃないか、俺。

黙っているのが返事だと思ったのだろう。
河合に促されるまま、もう一度横になる。

そばにあった処方箋薬局の袋の日付が目に入った瞬間、泣きたくなってきた。

カッコ悪くて、はた迷惑で、運悪くて、この上なく情けない。
そんな俺の誕生日。

「死にたい……」

「バカだなあ。風邪くらいじゃ死ねないよ」

「そういう意味じゃ、ねえよ、っ」

「バ河合」って言い返そうとした時、声が詰まって、
俺を見下ろす河合の顔がぐにゃりと歪んだ。

「ぁ……」

今夜は飯食いに行くって河合と約束してたのに、全部俺がダメにしてしまった。
いい年した大人なんだから、仕事だけできてたらいいってもんじゃない。
相手の都合や気持ちをしっかり理解して、ちゃんと応えられなきゃならないのに。
こんな簡単なこともできない自分が悔しくて、情けなくて、涙が出てきた。

「ぁっ…、く……」

(チクショウ! 何で俺はいっつもこうなんだよ!)

泣いてるなんて知られたくなくて、大慌てで寝返り打ったけど、
すぐ目の前にいる河合にそれがわからないはずがない。

「っ……ぅ…」

涙を止めようと、自分で自分に何度も何度も命令する。

男なんだから泣くな!
熱あって苦しいのなんか、自己管理が悪いせいだろ。
そんなの理由になるか。甘えるな。
河合の前だ。しっかりしろって。

そう命じれば命じるほど、
自分で心臓をぎゅっと握り潰してるみたいに胸が痛くて、
焼けた火箸で喉を突いたように息が苦しくて、
涙が後から後から溢れてきて止まらない。

「颯太は――」

急に名前で呼ばれて、息が止まった。

「今日みたいな、こんな寒い日に生まれてきたんだな」

慈しみに満ちた声に導かれ、ゆっくりと河合を振り返る。

「……?」

「外、雪が降ってる」

積もってないけど、と微笑んでから、河合は俺の眦を拭った。
俺より一回り大きくて、温かい手。
普段は大勢の安全と命を預かる手と眼差しは今、真っ直ぐ、俺だけに向けられている。

「……俺が産まれた日…、雪が降った、らしくて――」

目にかかった前髪を、その指先がそっと梳き上げてくれる。
それだけで余計な力が抜けて、焼け付いたような胸の苦しさも嘘みたいに楽になっていく。

「うん。それから?」

「親父はそれ見て『名前は真雪(まさゆき)にしよう』って言ったらしいんだけど、
祖父ちゃんがそんな安直なつけかたはダメだって言って、颯太になったらしい」

「真面目な祖父ちゃんだな。颯太と似てる」

河合は俺が泣いたことには触れず、いつもと同じ口調で喋ってくれた。
同じ男だから、カッコ悪いことの気まずさと、
その後に来る自己嫌悪の苦さをよく知ってるからだ。

「でも、その名前は弟に回った」

「弟も冬生まれか?」

軽く首を振って、ほんの少しだけ微笑みを返せた。

「違う。だから雪じゃなくて行の字になった」

「颯太の家族にますます会ってみたくなった」

きれいな歯並びを見せて、河合が口元を綻ばせる。

その笑顔に幸せを感じた時、俺は自分にとって河合が、
肉親よりももっとずっと近い存在になっていたことに気がついた。
泣いても怒っても失敗しても、どんなにカッコ悪くて恥ずかしい俺でも、
河合は目を背けたりせずに真っ直ぐ向き合ってくれる。

河合がそばにいてくれるから、自分は自分でいられる。

河合にも同じもの、同じ心を返したい。
かけがえのない大切な人だと信じ、互いに喜びを分け合いたい。

「かわ、い……」

うまく言葉にできないまま、逸る気持ちで両手を河合へと伸ばす。
そんな俺の体を抱きしめると、
河合はこの日一番告げたかったはずの言葉を初めて口にした。

「誕生日おめでとう。颯太」

「ありが、とう…」

また一粒涙がこぼれてしまったけど、
今度は心から素直に、ちゃんとそう言えた。


 秘密の倶楽部へようこそ→

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地味~な誕生日話になってしまいました 
苦しい時こそ寄り添ってくれる人がいる。
すごく嬉しい事ですよね。
お話の流れ上、誕生日プレゼントに関しては触れない方がスマートだったので
また次の機会があればぜひ
って、つい先月もそんな事があったような気が…。

こんな二人のお話を紙の本にまとめました。
イベントのみの頒布ですが、
「紙の本でも読みたいよ」と思ってくださる方がいらしたら嬉しいです!
詳しくはこちらをご覧ください。
お待ちしています!
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【2015/01/07 03:56】 |  シリーズ短編
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新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくおねがいします

恐縮ですが、早速本題です。

新刊作りました

『留置線デート 1 』
 A5 コピー本 中身40ページ 200円
(製本の限界から分冊になりました。今回は通販はありません。すみません)

<あらすじ>
天然運転士の河合と、お気遣い車掌の志水。
二人は某鉄道会社に勤める同期生、かつ秘密の恋人同士。
働く男の恋愛事情は何かとややこしくて……。

月一まったり更新中のシリーズ短編を加筆修正し、紙の本としてまとめました。

サ○エさんのようにスッキリ読み切り短編なので、
どこから読んでもまったく差し支えはございません。
安心してご覧ください。

COMIC CITY 大阪 100 にて頒布いたします。

 2015年1月11日(日)
 インテックス大阪  6号館 A ユ 55 b
 サークル名:Green signal


今回はリンク先でもお世話になっている
「色亭八宝」のはっちんさんと合体サークルで参加します!
せっかくの機会なのでお互いの作品の二次創作して
ペーパーにてお配りすることにいたしました。

はっちんさんが書いてくれたのは、今回の新刊『留置線デート』の
河合と志水の大人可愛いSSです
私がいつも未遂で終わらせてしまうエ○も、キッチリ書いてくださいました!

私が書かせていただいたはっちんさんの作品は
『斜陽』の、その後SSです。
愛と欲と孤独の狭間で、人は何を思い、そして求めるのか――
斜陽は、そうした日本人らしい暗さとひたむきさを持った作品です。

その主人公、入間と三沢のその後を、自分の希望を込めて書いてみました。
愛を込めて書いたのですが、もしも原作とイメージ違いすぎてたら
本当にすみません

以下、私の日記帳です。お楽しみいただける方だけご覧ください!


楽しく妄想してSSに取りかかったのですが、
いざ文字にしてみようとすると、とても難産でした。

年末年始にメールで何度もやりとりしたのですが、
はっちんさんからは早々に「できましたー!」メールが!
あう……私は本当に書くのがノロいのです。
いつも思います。スピードは才能だと
憧れます

私からの返事はいつも
「申し訳ありません。元旦にはかならずや」
「ああ、お許しください、明日には必ず」
「まことに申し訳ありません。今夜中にはか (ry」

まるで昔のアニメや特撮で、作戦を立ててメカや魔獣を地球に送り込む、
雑魚神官やヘタレ将軍、へぼ指揮官のセリフそっくりです。

ここで思い出しました。なぜボスはあんなに怖いのに
「次はないと思え」とか「この次は命で償ってもらうぞ」
と言いながら、雑魚神官をいつも許してしまうのか……
幼心に不思議でした。

殺しちゃうと次のキャラ作らなきゃいけないから面倒くさかったんですね!
リアルでいうなら、次の新人を採用して育てるのがハイリスクだからですね!
今ならわかります!

今年の私の課題はスピードです。頑張ります。

そんなこんなでようやまとまった『留置線デート』
Webでも公開してますが「紙の本でも読みたいよ」と思ってくださる方がいらしたら
本当に本当に嬉しいです。

「ご安心ください。今回の本には自信がございます。必ずや (ry」
雑魚神官の新刊…………。

ギャ~~~~!!!!

「お許しください! ジャ○ラ様ぁぁ――――――!!」

あまりにも古い元ネタがわかった方は、イベントでお声をかけてください。
秘密のオマケ差し上げます
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【2015/01/04 15:11】 | ■イベント
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