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趣味のカレンダー
年の瀬が押し迫っていますね。

ゴミの収集も年末スケジュールだったらしく、いつもより随分早い時間に行ってしまいました。
仕方ないので、今年最後のゴミと一緒にこのまま年を越します。
せちがらい世の中です……。

いきなりですが、趣味のカレンダーの時間がやって参りました。

極秘なのですが、私の趣味は音楽鑑賞と鉄道です。
1年を麗らかに過ごすために、毎年趣味のカレンダーを買っています。

↓2015年を共に送るカレンダーたち
カレンダー2015jpg

防犯協会カレンダーとK阪カレンダー
そして、近ki車両(株)のカレンダー。

防犯協会のカレンダーは壁に掛けておくと、まるで家内安全のお札のようです
ものすごいセキュリティー効果です。ありがたや、ありがたや。

K阪カレンダーは自分で買いましたが、
近ki車両(株)のカレンダーは友人がわざわざ送ってくれました。

友人は雪国で接客業をしていて、
いろんな地域からいらしたお客様を、ご案内、サポートします。

地方とはいえ、いろんな目的で星の数ほどいらっしゃるお客様。
しかし彼女は、1ヶ月の間になんと4回も同じお客様の担当になったのだそうです。

指名などではなく、まったくの偶然というところに、
出張慣れしているお客様もさすがに驚かれたようです。

「運命を感じるから」
そう仰って、手にしていた自社のカレンダーをくださったそうです。

そんな出会いのカレンダーを
「みずほさんがきっと喜ぶから」と思い出して送ってくれた友人の心に
深く感謝する年末になりました。
(よほど不思議な趣味なのか、電車とバッタを見ると
多くの知人が私の顔を思い出すらしいのです…… )


近ki車両の工場のそばを車で通ったことがあります。
どこまで走っても工場の敷地がずーっと続く、とても立派な会社さんです。

そのお客様は、おそらく来春開業予定の
北陸新幹線関連のお仕事で、友人の住む雪国に
何度も何度も足を運んでいたのでしょう。

長い年月を経て、一つの大きなプロジェクトが完成しようとしています。
北陸新幹線の開業まであと少し。
延伸の予定もまだまだ続きます。

利用する方と、それを運営する人々、
そして地域の皆さんの喜びと誇りに繋がる、
そんな夢の超特急になって欲しいと、心から願っています。

今年1年もいろいろなことがありました。
こうして作品を書き続けることができたのも、
ひとえにお読みくださった皆さまのおかげです。
本当にありがとうございました。心からお礼を申し上げます。

これからも頑張って、楽しいお話を書き綴ってまいります。
新しい年もどうぞよろしくお願いいたします

良い年末年始をお過ごしください。

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テーマ:日記 - ジャンル:小説・文学

【 2014/12/29 23:06 】

|  日記(鉄道) | コメント(0) | トラックバック(0) |
◆冬のイベント 2014
COMIC CITY 大阪 100 に参加します。

 2015年1月11日(日)
 インテックス大阪  6号館 A ユ 55 b
 サークル名:Green signal


新刊

『留置線デート 1 』
 A5 コピー本 本文40頁 200円 (通販はありません。ご了承ください)

<あらすじ>
天然運転士の河合と、お気遣い車掌の志水。
二人は某鉄道会社に勤める同期生、かつ秘密の恋人同士。
働く男の恋愛事情は何かとややこしくて……。




月一まったり更新中のシリーズ短編を、紙の本としてまとめました。
製本の都合上、書き下ろしを入れられるか微妙なところですが、
二人の秘密のプロフィールと、ペーパーでお配りしたSSが入っています。

既刊は鉄道物3種とクラシック音楽物2種を持参します。
既刊情報はこちらをご覧ください。(こちらは書店さんの通販もございます)
どうぞよろしくおねがいします


今回はリンク先でもお世話になっている
「色亭八宝」のはっちんさんと合体サークルで参加します!
せっかくなので小さい企画として、二人で無配本を作りました
部数は少なめですが、ぜひお立ち寄りいただけたらと思います。

おそろしく寒い日が続いています。
風邪も流行っています。
身体に気をつけて、お互いに忙しいシーズンを乗り切りましょう!
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テーマ:日記 - ジャンル:小説・文学

【 2014/12/18 13:29 】

| ■イベント | コメント(0) | トラックバック(0) |
パーティーの始まりはシャンパンで
天然運転士の河合と、お気遣い車掌の志水。
二人は某鉄道会社に勤める同期生、かつ秘密の恋人同士。
説明はこれだけでもう十分な二人ですが、
前のお話がちょっと気になる方はコチラへ!



        


アパートまでの帰り道、いっぱいに膨らんだ買い物袋が嬉しそうな音を立てて揺れる。

チキンは買ったし、デパ地下で良さげな総菜も買ったし、
ちょっと早めのクリスマスケーキは手に入ったし、シャンパンは冷蔵庫で冷えてるし――。

「さすがは12月だな」

緑と赤に彩られたケーキの箱を手にした河合の頬を、冬の夕日が蜜柑色に染める。
散りそびれてしまったのだろうか。
公園に植えられた鈴懸けの木の梢で、大きな葉がカサリ…と寒そうに鳴った。

「まさかうちの百貨店があんなに混雑してるとは思わなかった」

普段は質素倹約をモットーとするうちの系列百貨店も、
この時期は大きなツリーと華やかな飾り付けで、
ライバル鉄道会社の百貨店に年末の戦いを挑む。
まあ毎年勝てるわけないんだけど。

とはいえ、地下のデリカコーナーは、朝ラッシュかと思う程ごった返していた。

「食う前から思いきり疲れた」

押し寄せる買い物客の波を、長躯の河合を盾にして歩いたから、俺は楽させてもらったよ。
悪いな、河合。

「だから家で飯作るって言ったのに、お前が止めたんじゃないか。材料まで用意したのに」

「うーん。志水は料理するより、車掌やってる方が向いてる気がしたから……」

なんだよ。ちょっと俺の包丁の扱いが変だったからって、
あんなに顔を引きつらせて驚くことないだろ。

二人で一緒に料理したかったのに、大慌てでデパ地下に総菜買いに駆け込むなんて、
わざわざもったいなくね?

「ジャガイモを剥くのに、刃を向こうに向けて削ぐ奴なんて初めて見たから」

「鉛筆はああやって削るじゃんか。それに刃を自分の方に向けたら危ないだろ」

「……。やっぱ志水は車掌やっててよ。それがいい」

部屋の鍵を開けながら、
河合は「指が何本あっても足りないよ」と困った笑みを返した。

河合の部屋は河合の匂いがする。
乗務所で偶然顔を合わせて挨拶した時なんか、
すれ違いざまにこの匂いがしたりすると、やっぱり嬉しい。
これ知ってるの俺だけなんだなって思うと「へへん!」って気持ちになる。

「志水、なにボーッっと突っ立ってんだ? 盛りつけ手伝ってよ」

「あ、ごめん」

クリスマスイブ当日は例年通り二人とも仕事だ。
休みが合う日を選んだら、二週間も早いパーティーになったけど、そんなことどうだっていい。
だって俺ら、クリスチャンじゃなくて、単なる鉄道マンだから。

「河合って案外丁寧なんだな」

たかが総菜を皿に並べるだけで、こんなに性格が出るなんて知らなかった。

「志水のはパックからそのまま返しただけみたいだな。
箸使ってるのに、どうやったらサラダがこんなに乱雑になるんだ?」

「うるさいな。仕事は丁寧だからいいんだよ」

しゃーないだろ。
俺、ずっと実家住まいだから、料理なんて小学校の調理実習でしかしたことないんだよ。
今回、クリスマスの飯を河合の家で食うことにしたのには、秘密の目的がある。

(何でもいきなり本番は、事故の元だからな)

車掌も運転士も営業車に乗る前に、養成所のシミュレータで何時間も訓練を受ける。
だから河合との同棲生活にも、シミュレーションは絶対に必要だ。

そして、今日こそあの時の返事をするんだ。
一緒に暮らそうって――。

「――……志水、志水ってば」

「はいぃっ!」

「ケーキのろうそく、燃え尽きちゃうよ」

「うわっ、クリームに垂れてる」

「大丈夫か? 包丁持ったまま、親の仇みたいに火を睨んでるから、
逝っちまったのかと……あっ!」

6号の丸いクリスマスケーキを十文字切りにした瞬間、河合の低い悲鳴が聞こえた。

「……。志水はさ、車掌の仕事が本当によく合ってるから、その…あんまり無理すんな」

まるで辻斬りにでも遭ったみたいに、クリームまみれになって倒れたサンタの砂糖菓子を見て、
河合は諦めに満ちた目で笑った。


琥珀色のシャンパンに小さな泡が踊る。
シャンパンって歌うんだな。
レストランみたいに余計な音楽もないから、
パチパチと気泡が弾ける軽い音がよく聞こえてくる。

「じゃ、乾杯しよ」

「あっ、あのさ! 河合」

「?」

フルートグラスを手に取った河合が、怪訝な顔をした。
そうだよ。こういう大事な事は、飲む前に言わなきゃいけないんだよ。

「何だ?」

「えっと、その……」

うまく言葉が出てこない。

「グズグズしてると気が抜けちまうぞ。シャンパン」

ああ、急かすくらいなら、もう一度聞いてくれよ!
「一緒に暮らさないか?」って。
なんであれっきり聞いてくれないんだよ、バ河合!

「だから、俺は――――」

♪♪~~♪~♪♪♪~~

「あの時のさ……」

っ♪~♪っ♪♪~~!!

「あー、もう! 何だよ! この大事な時に」

間抜けなオルゴールの着信音で携帯電話が呼んでいる。
何で電源切っとかなかったんだ、俺。

「いいから出ろよ、電話」

河合に促され、苛立ち全開で出た電話は、職場の上司からのものだった。

『あー、いたいた。良かったぁ』

良くねえ! 用なら早く言ってくれ。
俺は今、一世一代の大勝負を打つとこなんだから。
俺の人生が懸かって――。

「は? …………保安装置の不具合、ですか。……そうですか……」

河合をちらりと窺う。

「はい。……はい…」

河合にも電話が掛かってきていた。

低い声で相づちを打つ河合の目は、もうシャンパンの泡でも、ろうそくの火でもない、
もっと遠くを見ている。

電話の内容は同じだ。
中間基地の向こう側で発生した不具合が原因で、
乗務員のやりくりがつかなくなるかもしれない。
万一に備え、出社して、待機してほしい――。

移動距離と所要時間、勤務明けとのタイミング。
声掛けが可能なメンバー、そして実際に駆けつけられる人員は限られてくるだろう。

時計を見る。
もうすぐ帰宅ラッシュが始まる時間だ。

「わかりました。すぐ行きます」

二人の間に小さな沈黙が流れた。
…………。

「河合、すぐ食え!」

「だな!」

こういう時はいつ食事が取れるかわからない。
食える時に食っておく。鉄則だ。

チキンの骨を皿にプッと吹き飛ばして、河合が面倒くさそうにボヤく。

「何でクリスピーチキンにしなかったんだよ。志水」

「それを言うなら、何でショートケーキにしなかったんだ?
丸ケーキなんて一気に半分も食えるか!」

ミニグラタンに野菜サラダを混ぜ込んで貪る河合を、遠慮なく睨み返してやる。

「顔にクリームつけたまま、もんくひゅうは (文句言うな)」

「口に物入れながら喋んな」

味もムードもあったもんじゃない。
返事? そんなもんできる訳ないだろ。この状況で。

「シャンパンはもったいないからビンに戻せ。勤務終わったら、これだけは飲もう」

「俺たちにしては、けっこう奮発したのにな。これ…」

グラスからビンに注意深く注ぎ返すと、シャンパンはシュワワーっと残念そうな歌を歌った。

「なあ志水。もしかして、これ飲んじゃってたら出社しなくて済んだのかな」

「あ――ッ!」

そうだ。
アルコール検査があるんだから、飲んだら乗れないに決まってる。

「くぅ~!」

俺はバカだ。何で返事は乾杯してからにしなかったんだ?
そうしたら、今日はこのまま二人っきりで朝まで過ごせたのに。
あの日の返事もしっかりと伝えられたのに。

「だからパーティーの一番始めに、みんなで乾杯すんのかな」

「もういい。何も言わないでくれ。河合」



「火の元ヨシ。水栓ヨシ。消灯ヨシ!」

セオリー通り、出勤前の指さし確認をする。
これをやっておかないと、家を出た後で不安になるから仕方ない。
火事や漏水なんて起こしたら、社会人として終わりだ。

忙しそうな俺を河合が呼び止めた。

「志水、こっち向いて」

「?」

「クリームがついてる」

「え、まだ? どこに!?」

慌てて頬に手をやる俺の唇に、河合の唇が優しく重なる。

「嘘だよ」

そう言って柔らかに微笑んだ河合は、雪の模様が入ったマフラーを巻いてくれた。

   冬生まれの君へ→

 目次にもどる




せっかくの季節ネタだというのに、ツリーもキャンドルの灯もなく、
飯食って仕事行く話になってしまいました。
ロマンチックじゃなくてすみません。
でも、現業の男二人なんて、きっとこんな感じじゃないかなあと思います。

雪の日も、豪雨の日も、心躍る特別な日も、
こうしてどこかで頑張ってくれている人々が
私たちの暮らしを支えてくれている――。
ありがたいことだなと思います。

河合が巻いてくれた雪の結晶模様のマフラーは、
きっと志水へのクリスマスプレゼントだと思います
志水は何を用意していたのでしょうね
お話の流れ上、プレゼントについては触れない方がスマートだったので、
読んでくださった方のご想像にお任せしたいと思います。

1月11日の COMIC CITY 大阪 100 は
この二人のお話をまとめた本が新刊です。
準備が整いましたら改めてアナウンスさせていただきますね。

スペースは 6号館A ユ55b です。
ぜひお立ち寄りください!
 
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【 2014/12/16 15:07 】

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■もくじ 留置線デート

河合と志水バナー

<あらすじ>
天然運転士の河合と、お気遣い車掌の志水。
二人は某鉄道会社に勤める同期生、かつ秘密の恋人同士。
働く男の恋愛事情は何かとややこしくて……。
(エ○はぬるめです)


↑oldnew↓


 Vol.1 『留置線デート』 


 Vol.2 『愛のチョコレートファウンテン』 (前編) (後編) 


 Vol.3 『桜接合ダイヤ』   


 Vol.4 『アイの証はコイの中』  (前編) (後編) 


 Vol.5 『恋待雨(こいまちあめ)   


 Vol.6 『祭の夜』 


 Vol.7 『田舎の夏休み』 (前編) (後編) 


 Vol.8 『月の鏡』 (前編) (後編) 


 Vol.9 『走れ! 新・新快速!』 (前編) (後編)


 Vol.10 『パーティーの始まりはシャンパンで』


 Vol.11 『冬生まれの君へ』  


 Vol.12 『秘密の倶楽部へようこそ』 (前編) (後編)


 Vol.13 『超☆銀河特急』 


↓拍手お礼ページにて河合と志水の秘密のプロフィールを公開しています。



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【 2014/12/04 23:59 】

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菓子鉄2
今年も残すところあと一か月。早いものです。

来年のK阪カレンダーを買いに行った時に見つけた
「K阪TVカークッキー」
box2.jpg

ありがちなご当地みやげっぽい外装です。

すぐに食べたいので、さっさと開けちゃいます。
なにより食い気が優先です。
クッキー包装

…………。ごく普通のお菓子風です。
カントリーマ○ムとあまり違いはありませんね。

そして、すぐに食べたいので、さっさと開けちゃいます。
なにより食い気が優先なのです。
中身

押し型など、何の工夫もありません。
むしろ潔さに惚れそうです。

おかげで、ためらったりせずに、さっさと食えました。
美味しいです! 
ライセンス物のみやげ菓子は、残念な味の商品が多いのですが、
むしろ菓子本来の最終目的である「味」で勝負する意気込みを感じました!

京都のとあるメーカーさんが製造元でして、
実はここの焼き菓子は美味しいと前から知っていたため、安心して購入できました。

同じ系統で「叡DENさぶれ」という商品もありまして、
これの抹茶味も大変美味しゅうございます
かわいい箱に入ってますので、いつかまたご紹介申し上げたいと思います。
(え、誰も望んでないですか。そうですか)


K阪テレビカーは、車内のモニターでテレビ番組を観ることができた
夢の特急車両でした。
引退した旧3000系は現在、K阪系列の某ショッピングモールに
大切に保管・展示されています。
それがコレ↓
さんぜん

撮り鉄風に箱を狙って写してみます。
box1.jpg

おお! 良く見ると車番も同じ3505だわ。




ところで、作品の更新が滞っていますね
書きたいお話が3つあって、
欲望に負けて3作同時に書いたら、さっそく燃え尽きました。

やはり一つずつ時間をかけて丁寧に作っていくのが、私にはお似合いのようです。
能力以上のことをしてはいけません…。
拍手で応援してくださった方、本当に申し訳ありません。

頑張って書きますので、また思い出したら覗きにいらしてください。
お待ちしてます
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【 2014/12/04 23:10 】

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