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イベント怖い…
普段インドアな人間が外出しようとすると
大量のエネルギーを必要としますね。

先に東京に送った荷物を見て実感しました。
荷物の量=外出エネルギーです。

出かけ慣れない奴が連休に東京を往復して、
しかも連泊(その上、内容が連チャンのイベント)……。
家族には「死なんようにな」と励まされました。

入稿した原稿がどんな形で出来上がってくるのか
本当にドキドキします。
一人でも多くの方に読んでいただけたらと思います。

例によって緊張しておりますが、もしも会場で見かけたら
ぜひ「おKはん」とでも声を掛けてやってください。
私も大阪弁でお返事してみたいと思います。
(生粋の大阪人ではないので、あまり上手ではありませんが

イベントだけでもアレなんで、
東京の私鉄を視察に行き、演奏会を1本聴く予定です。
趣味の鉄道と音楽に惑溺し……そしてイベント。

帰ったらしばらく使い物になりそうにありません。

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テーマ:日記 - ジャンル:小説・文学

【 2012/10/06 01:10 】

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天上の調べは愛を紡ぐ 33
楽器の搬出を終えた和波が楽屋に戻ると、
先ほどまで押し寄せたファンと業界関係者の対応に
追われていたはずの柘植が、一人で待っていた。

「和波……」

「宣貴、僕はドイツには行けないよ。
今の僕にはとても大切な人がいる。
僕はその人と一緒に生きていきたいんだ。
だからどこにも行かないよ」

諦めをはらんだ柘植の黒い瞳には、
迷いなくそう告げる和波自身が映っていた。

「さよなら、宣貴。僕は二人で輝いたあの日々を忘れない。
お互いに一流の奏者になることを目指して
夢中で生きた時があったからこそ、今の僕らがある。
そうだろう?」

「そうだな」

五年の歳月の中でそれぞれが築き上げた生活、仕事、責任――。

分かたれた二つの生き方が、
学生だったあの頃のように寄り添うことがもうないことなど、
本当は二人とも最初からわかっていたのだ。

「今夜のお前の演奏は、素晴らしかった。
五年前よりもずっと……」

思い出とは折り重なる記憶の中に眠る宝石のようなものだ。
懐かしく眺めたら、また心の奥に大切にしまっておけばいい。
色あせることのないその美しい輝きは、
きっともう一度歩き出す勇気をくれる。

「宣貴には感謝してる」

「俺は……初めて和波の音を聴いた時からずっとお前に憧れてた」

「僕の音?」

「ああ。他のどんな奴にも出すことのできない
甘く優しい音色と繊細な音楽性。
だからこそ俺はそんなお前に恋をして……嫉妬したんだ」

視線を落とし、柘植は自分を嘲るようにひっそりと笑った。
おKはん劇場 続く……
 <←32>
     <34→>
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テーマ:自作BL連載小説 - ジャンル:小説・文学

【 2012/10/06 00:32 】

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